平成19年5月10日 「日刊新周南」、同web
|
下工弁慶号を図面化へ
システム機械科生が採寸始める
課題研究で取り組み、図面は市に寄贈
|

下工弁慶号を寸法採りする生徒たち |
今年で製造から100年になるミニSL、下工弁慶号を図面化しようと下松工高システム機械科の3年生4人が10日、下松市役所にある下工弁慶号の寸法採りを始めた。卒業前の課題研究として取り組むもので、完成した図面は同市にも贈ることにしている。
下工弁慶号は1907年(M40)製で、徳山海軍燃料廠の石炭運搬などで活躍したあとは下松工高の教材として活用され、96年(H8)に同校同窓会の下松工業会が市に寄贈した。今春までの3年間は三重県の北勢線対策推進協議会に貸し出されて地域おこしに活躍し、下松に帰ってきたばかり。
しかし図面は製造した石川島播磨重工業はもちろん、市や同校、海軍関係者の手にもなく、SLでは珍しい狭軌仕様であることから4人が図面化に取り組むことにした。
4人は河添裕紀君をリーダーに、片田寛和、原淳巳、山根恵介君で、この日は園部雅史教諭の指導でメジャーなどで測定した。来月末まで毎週木曜日に続ける予定で、7月からはCAD(コンピューター製図システム)で図面化に取り組み、課題研究発表会の来年2月までには完成させるという。
河添君は「車輪など曲線部分の採寸が難しいが、図面上ででも下工弁慶号を末永く残したい」と話している。 |
|